瀬戸内市版SDGsカードゲーム完成!

1年次生普通科39名は、7月以降様々な活動を通して瀬戸内市版SDGsカードゲームの制作に取り組んできましたが、この度カードゲームを完成させることができました。7月には瀬戸内市の仁科さんによるプロジェクトと市の課題についてのご講演、8月には環境学習センター「アスエコ」の柏原さんによるSDGsカードゲーム岡山県版の体験、10月には市役所の各課の方々(総勢24名)への課題の聞き取り、11月以降は「課題」と「取り組み」のまとめやその「取り組み」によって新たに起こるかもしれない「問題」の検討、それを表すイラストの制作など、総合的な探究の時間だけでなく放課後や空き時間などを使って取り組んできました。ご指導いただいた「アスエコ」の柏原さんによると、「高校生が市の課題を聞き取って完成させたSDGsカードゲームは世界初!」とのことで、苦労して修正を重ねながら作り上げたカードを前に生徒たちも誇らしげでした。
12月17日(金)4限には、各グループで制作意図を説明した後、自分たちで作ったカードゲームの体験をしてみました。面白い解決策を思いつくことができた班もあり、発想力で地域の問題解決につなげるというこのカードゲームの意図にも気づくことができたようです。1月以降は、このカードゲームを使って高校生がサポートしながら市内の小中学生を対象に出前講座を行うために、ファシリテーターのトレーニングをしていただく予定です。