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1年普通科セトリー SDGsカードゲームX(クロス)体験

投稿者: oku01 投稿日:

8月17日(火)夏期補習後期2日目の3時間目、環境学習センター「アスエコ」より柏原拓史さんを講師にお招きして、今年度の1年次生が取り組むセトリー(地域学習)の第一歩目を踏み出しました。

柏原さんからは、SDGsという世界が決めた共通の目標について簡単に説明をしていただき、行動と発想力(変革)をもって世界の若い力が「発明」「工夫」「キャンペーン」によって課題解決をはかり、社会を変えていく事例紹介もしていただきました。既存のものと既存のものを組み合わせることで新しいもの・ことを生み出しうること、そしてその学習のためのカードゲームクロスというものが開発されていることを知り、このカードゲーム瀬戸内市版を制作し、そのカードゲームを使って市内の小学生に瀬戸内市の課題解決アイデアを考えてもらう出前授業を行うという今後の壮大な計画について見通しを持つことができました。

その後は、実際にカードゲームクロス岡山県版をグループに分かれて体験しました。トレードオフカードに記されている、ある課題を解決しようとしたら別の課題が起きてしまったというジレンマを解決するために、生徒が手札として持っている「リソースカード」を使って解決のアイデアを考えていきます。次の生徒はそのアイデアと自分の「リソースカード」と組み合わせたアイデアを考えていきグループ全員の「リソースカード」を使ったアイデアが最終的に出来上がるというゲームで、様々な発想に結び付いた様子でたいへん盛り上がりを見せていました。

生徒からは「このカードゲームを使うことによって発想力を高めることができると思った。」「常識にとらわれないように発想力を働かせるのは本当に難しいとも思ったけれど、自分だけでなく他の人とも考えることで発想の転換がしやすくなるのだと思った。」「瀬戸内市から全国へ発信して社会を変えられたらいい、まずは小中学生にわかりやすく伝えられるカードを作るこのチャレンジを成功させたい。」とたいへん前向きな感想が聞かれました。