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名刀味噌本舗訪問

投稿者: oku01 投稿日:

12月19日(金)放課後、普通科1年次生徒2名が長船町にある名刀味噌本舗を訪問しました。今回の訪問の目的は、味噌を使った新商品のアイデアを聞いていただくことです。
11月の企業訪問の際、備前日生信用金庫を訪問した14名が4班に分かれて、瀬戸内市の特産品を組み合わせた新しい商品開発のアイデアについて、備前日生信用金庫の職員の方から御助言を頂きながら考え、発表しました。その時に、最も得票数の多かったのが1班の「晴れ味噌」です。
「晴れ味噌」とは、瀬戸内市特産の白桃やピオーネ、せとか、はるみ、レモンなどの果物と、味噌を組み合わせることで、果物の甘みのある新しい味噌を、マルシェやネットなどで販売し、若い人から年配の方まで幅広く味噌に親しんでもらおうというもので、果物で商品にならないものを使用することで、食品ロスの削減も目指しています。
備前日生信用金庫の方の御紹介で、実際に名刀味噌本舗を訪問して、生徒が説明し、お話を伺う機会を設けていただくことができました。
名刀味噌本舗の高原隆平さんに説明してご意見を伺ったところ、「題材に味噌を考えてくれることは嬉しいです。ただ、味噌は味わいが強く塩分が濃いため、香りが強いものでないと味噌に負けてしまいます。柑橘系などが向いているのではないでしょうか。」という御助言を頂きました。また、名刀味噌本舗では原材料のみで味噌を作ることにこだわっていることや、ネット通販での販売が多いこと、全国の自然食品店で取り扱ってもらっていることなどの説明も伺いました。今後も地域と連携しながら生徒の関心や探究心を育てていきたい
と思います。名刀味噌本舗の高原さん、備前日生信用金庫の皆様、ありがとうございました。