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「瀬戸内人権映画祭」

投稿者: oku01 投稿日:

12月10日(土)にセトリー(ハンセン病問題グループ)が企画した瀬戸内人権映画祭を開催しました。当日は、瀬戸内市長をはじめ県内外から70名を超える参加がありました。長島愛生園自治会からも石田夫妻をはじめ回復者の方にも参加していただき、大変意義深い映画祭とすることができました。

参加された方からは、
・岡山に住んでいて「ハンセン病」「長島愛生園」という言葉はしっていたものの、実際どういう場所でどんな病気か知る機会がほとんどありませんでした。病気のこと、差別のこと、これからもいろいろな意味で起こることを考えて自分の周りの人に何か伝えられたらと思います。
・邑久高校のスタッフが企画段階からよく頑張ってくれていました。若い世代がハンセン病について研究し、語り継いでいくことは今後ますます意味のある活動だと思いました。

など、「瀬戸内人権映画祭」の趣旨が伝わる感想が多く見られました。映画祭の最後に回復者の石田さんからメッセージをいただきましたが、「新良田教室があった邑久高校の生徒がこのような映画祭を開催してくれてとてもうれしかった」という言葉を言ってくださり、とてもうれしく感じました。映画祭の様子は、「NAGASHIMA~かくりの証言~」宮崎賢監督がYoutubeにアップして下さっているため、そちらもぜひご覧ください。
★本事業は公益財団法人 福武教育文化振興財団の助成事業です。

「瀬戸内人権映画祭」:https://www.youtube.com/watch?v=VaFnX5ZHPpw