3年生観光・活性化グループのモニターツアーが終了しました。

本校の地域学(セトリー)で、地域活性化に「観光」の面から取り組んできた3年生の活動が、8月2日のモニターツアーを最後に終了しました。今後はこのツアーを振り返り、瀬戸内市などに教育旅行のモデルプランとして提案する予定です。
今年度は、福武教育文化振興財団より助成をいただきました。これは高校生が自分たちで助成申請をし、活動資金を調達した県下で第1号らしく、邑久高校の活動が認められた証でもあり、メンバーにとって大きな自信となりました。本当にありがとうございました
2年あまりのセトリーの活動の中で、「瀬戸内市の魅力とは」「瀬戸内市に若者を呼び込むには」をテーマに取り組んできたメンバーは、すべての研究成果をこのツアーに注ぎました。新型コロナ感染症や熱中症などの対策をとりつつ、無事ツアーを終了できたことに安堵するとともに、大勢の方のご協力があって開催できたのだと、心から感謝しています。
この2年間、長島愛生園をはじめ、市内の企業や商店、カフェを取材したり、各方面の方に講話を頂いたりと、様々な研究活動をしてきました。多くの人との出会いによって、自分たちの視野が広がり、成長できたという実感を持っています。そして、将来、自分がやりたいことを見つけ、進学の目的が明確になり、受験勉強にも意欲的に取り組んでいます。
高校生としての活動は終了しますが、今後のメンバーの人生の大きな礎を作ることが出来た、そんな「セトリー」だったと思います。
これまでご協力いただいたすべての方に感謝申し上げ、活動終了のご報告とさせていただきます。