セトリー実践報告会

1月21日(木)地域学「セトリー」実践報告会を開催しました。この一年、交流活動の難しい中で、仲間と協力して脳みそも体も汗だくになりながら試行錯誤を繰り返した37名がそれぞれの舞台に立ち、7グループのポスターセッション、4グループのステージ発表を中心に、年間を通じての学びを皆で共有しました。会場では、受付や司会、舞台スタッフとして運営を支えたのは3年生、真剣にメモを取りながら質問をする1年生の姿も印象的でした。岡山大学の前田芳男先生のご講演では「現場に出て大切なことを感じたかどうか」「今ここに植える木が、50年後の社会を決める」「小さな地域を知っている感覚をもって世界のことを見ることが地域学」という言葉に、セトリーの活動の意味を深めていただきました。
体育館での参加者を最小限にして座席の間を広げたり、オンラインで教室へ配信して多くの生徒は教室で視聴したり、出来る限りの感染症対策を実施する中での開催。これまでご協力いただいた方や地域の方からの質問や激励をいただき、これから何をすべきかを考えていくことの大切さに気づく貴重な時間となりました。いつもあたたかく見守ってくださる地域のみなさん、ありがとうございます。