ハンセン病講演会

れんげ草の会(ハンセン病遺族-家族の会)会長、ハンセン病家族訴訟原告団副団長の黄光男(ファン グァンナム)さんをお招きして、2年生地域学セトリーのハンセン病グループと観光グループ合同で講演会を実施しました。黄さんは、ハンセン病患者の家族の立場から差別を受けたとして国を相手取り、国家損害賠償請求訴訟を起こし、昨年6月に国から勝訴を勝ち取られた方で差別と戦い続けてこられた方です。
講演では、幼い頃家族がハンセン病のため長島愛生園に連れて行かれ、家族と引き離された話やその後の人生とハンセン病に対する差別の根深さについて話をして頂きました。
生徒も真剣に話を聞いており、最後に高校生には差別のことをただ知るだけでなく、そこから間違っていることを正していく行動力を身につけて欲しいとメッセージをいただきました。
また放課後は、教員向けに講演もしていただきました。話 を聞く中で、二度と同じ出来事を繰り返すことがないように、正しいことを伝えていかなければならないと感じました。