毎年恒例の芸術鑑賞会。今年は新たな試みである「古典芸能」ということで、劇団影法師さんによる『精巧大型人形劇『三国志』総集編』を鑑賞しました。
NHKで以前放送されていた「三国志」や「平家物語」で実際に使われていた人形たちで、その大きさにみんな圧倒されていました。三国志についての知識がない生徒もいたので、ちょっと難しいところもありましたが、おおむね楽しんで鑑賞することができました。
開演前は、「『三国志』って堅苦しい内容じゃない?」とか「どうせ面白くないんじゃ…」という雰囲気も見られました。しかし、劇が始まると、舞台狭しと駆け回る人形たち、会場に響き渡る演者の方々の活き活きとしたセリフ、笑いあり涙あり感動ありの「大河ドラマ」で、いつの間にか舞台に引き込まれ、カーテンコールでは大きな拍手に包まれました。