瀬戸内海から学ぶシンポジウム

2013年12月13日(金)

本校を会場として『第2回瀬戸内海から学ぶシンポジウム』(BLUE SEA ecology運動実行委員会主催)が行われました。

基調講演として,岡山理科大学生物地球学部教授,富岡直人氏から,「瀬戸内海・里海と人類の調和を遺跡に探る」と題して講演をして頂きました。

瀬戸内に存在する,貝塚などの遺跡から出土する骨格・貝殻の資料により,縄文・弥生・古墳時代,古代・中世・近世の瀬戸内海の人々がどのように里海(人間が積極的に関わってきた海)を調和的に利用してきたかを語っていただきました。

生徒達は,一見何の変哲もない骨格標本などから,時代を超えて非常に多くの情報が得られることに驚いていました。

後半は,「環境」をテーマにして本校2年次生徒が取り組んでいる研究発表をグループで行いました。

「ペットボトルロケット」(広島での大会参加)

「アルキメデスの螺旋」(ペットボトル利用)

「ビオトープ」(本校中庭にて数年前から実験観察を継続中)

「骨格標本」(透明骨格標本の染色について)

大学などの県内専門研究機関からオブザーバー参加していただいた諸先生方から熱いメッセージや指導をいただき,閉会後も各発表グループに人だかりが出来ていました。

環境・生物を基点として,世代を超えて繋がる「科学の輪」が広がる午後の素晴らしいひとときでした。

 

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