朗読大会事前講義

2月1日(金)放課後、本校図書室にて、3月に行われる朗読大会の事前講義を行われました。1年次生各クラスの各班代表を対象に、倉敷芸術科学大学の濱家輝雄先生を講師にお招きし、約1時間の講義となりました。
講義の初めは、開ける口の大きさや、舌の滑らかな動きについての説明と準備運動です。「プルプルプルプル」と、連続して唇を震わせます。一見簡単そうに見えても訓練するかしないかで全く違う動きになることが分かりました。その後「私の名前は○○です。」という短い文を発音し、どのように発音すれば相手に伝わりやすいか、自分を正しくアピールできるか、ということを教えてくださいました。
元アナウンサーという経歴をお持ちの濱家先生からは発音、発声に関するテクニックを中心にしたテーマでお話が聞けるのだろうと思っていましたが、「朗読」をする際の心構えからお話しいただきました。「字面を追って、詰まらずに上手く読めたかな。なんていう自己満足はダメだ。」というお言葉には、目から鱗が落ちる思いでした。
「作者がどういう意図でこの作品を書いたのか、ということを自分なりに解釈をしなければ良い朗読にはならない。」という言葉を受講生がどう受け止めたか、2月20日のクラス選考、3月15日の本番での朗読で発揮されるものと思われます。
最後に「努力は嘘をつかない」というお言葉をいただき、受講者は気を引き締めて本番までの準備に励む決意を固めました。

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