第2回公開授業研究会

平成27年11月19日(木)、第2回公開授業研究会を実施いたしました。石川県や宮崎県をはじめとする県外12名を含む総勢40名の外部の方をお迎えしての研究会となりました。

5時間目は1・2年次の8クラス9講座を公開授業とし「協同学習」をはじめとする「アクティブラーニング」の視点を取り入れた授業を参加の先生方に見ていただきました。本年度から全ホームルーム教室に設置された単焦点型プロジェクタ(電子黒板)も効果的な場面で活用されていました。

6時間目は第2合併教室にて2年次1組の「世界史B」の公開研究授業が「モンゴル帝国が内陸アジア諸都市のネットワークを支配下においた意味を社会経済的な視点から考察し、文章にまとめる」を目標として実施しました。チンギス=ハンのエピソードを聞くことでモンゴル帝国に興味関心を持ち、教科書や資料集の語句をノートにまとめ(個別)、プロジェクターの映像を見ながらチンギスハンの遠征路やモンゴル大帝国の位置を確認し(全体)、ワークシートに書いた文章表現について意見交換を行いました(グループ)。指導者がタブレット型PCを上手く駆使することで、生徒の表情や反応を見ながらの授業展開ができていたことが特に印象に残りました。

授業後の研究協議では、参加者がグループに分かれ、研究授業の内容について3つの視点に絞って協議し「成果」「課題」「改善の方向性」を発表しました。

岡山大学の髙旗先生からは、公開研究授業をより効果的にするためには、研究授業前後の取り組みが大切であることや、授業改善に向けた校内研修の意義などについて説明をしていただきました。

中京大学の杉江先生からは、「協同学習をはじめとするアクティブラーニングは、形から入ったのでは決して成功しない。一人一人の教員が納得しながら取り組むことが大切である。」とのアドバイスをいただき、協同学習の意義や具体的な授業展開まで詳しく講義をしていただきました。

杉江先生、髙旗先生をはじめとする多くの参加された先生方から貴重なアドバイスをいただき、本校教員生徒とも有意義な一日とすることができました。心よりお礼申し上げます。

DSC_7378DSC_7422

DSC_7386DSC_7397

IMG_5649IMG_5586

IMG_5626IMG_5611

IMG_5601IMG_5659

カテゴリー: 学び合い   パーマリンク

コメントは受け付けていません。