第1回公開授業研究会

平成27年6月23日(火)、第1回公開授業研究会を開催いたしました。岡山県内はもとより近県の高等学校からの14名を含む総勢60名の方々をお迎えしての研究会となりました。

5時間目は全年次12クラスの16講座を公開授業とし「協同学習」をはじめとする「アクティブラーニング」の視点を取り入れた授業を参加の先生方に見ていただきました。授業改善の取り組みの一つとして9つの講座でICT機器を効果的に活用した授業が展開されました。

6時間目は第2合併教室にて2年次生の「現代文B」の公開研究授業を実施しました。評論文を対象に各形式段落の適切なキーセンテンスを見つけ要約することが授業の目標でした。まず8つの班に分かれその中で役割分担(担当形式段落)を決めます。次に専門班に分かれ(担当形式段落同士で班を作る)要約文を完成、再度最初の班に戻り形式段落全体の要約文を完成させます。そして最後に、完成した要約文を実物投影機でスクリーンに映し生徒が発表を行いました。現代文の中でも要約は難しい作業ですが、生徒が積極的に取り組んでいる姿が印象的でした。

その後は研究授業参加者全員によるグループ協議を行いました。研究授業の内容の良かった点を中心に意見を出し合い、各班の発表後に書面にまとめて研究授業担当者に渡しました。

また、中京大学の杉江先生からは、5、6時間目の授業の講評に加えて「協同学習」をはじめとするアクティブラーニングの考え方や具体的な授業展開方法まで幅広く説明いただきました。参加した教員にとっては今後の授業改善につながるたくさんのヒントをいただくこととなりました。

本校教員・生徒とも有意義な一日となりました。杉江先生をはじめとして参加していただいた先生方には心より感謝申し上げます。

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